三囲神社(みめぐりじんじゃ)の不思議なお話 

三囲神社

前日とは順番が逆となり、牛嶋神社からこちらのの三囲神社を再訪しました。
とてもいい天気でやはり青空がいいですね。

今回は、ゆっくり参拝させていただきました。


ライオンとスカイツリー

そうそう、このライオン。
前日、この後の牛嶋神社で出会った方から三越とご縁があって閉店した三越池袋店から奉納されたとのお話しを伺いました。
こちらのライオンの前まで来た時にその旨記載された案内板がありました(笑)

ところで、こちらの神社には2つの不思議な伝承が記されています。


1つ目は右手の狛犬の後ろにある「雨乞の碑」
 
1693年大変な干ばつが続き、困り果てた
村人が三囲神社に集まり、鉦鼓(ショウコ)
や太鼓を打ち、雨乞いをしていました。
ちょうど詣でに来た俳人の宝井其角
(たからいきかく)が能井法師や小野小町
の故事に倣い、「豊か」を頭字に詠んだ
「ゆふだちや 田をめぐりの 神ならば」
(三囲神社は五穀豊穣のお稲荷様であるならば、
恵みの夕立を降らせて下さい)
と献じたところ、翌日には雨が降り、この
話しは江戸で評判になったのだそうです。
 

2つ目のお話はこちらのお方


老翁老嫗像(ろうおうろううぞう)

「老翁老嫗像(ろうおうろううぞう)」のお話

元禄の頃、三囲神社の白狐祠(びやっこし)
を守る老夫婦がいました。
願い事がある人は老婆に頼むと老婆は田んぼ
に向かって狐を呼びました。
すると、どこからともなく狐が現われて願い
事を聞き、叶えて、いずこへと姿を消すのです。
 
不思議なことに他の人が呼んでも姿を見せない
のだと。老婆の没後、里人や信仰者が老婆の
徳を慕って建てたのがこちらの石像との事です。

さて、あの三角石鳥居へ伺いました。


ヒヨドリがやって来て正面後ろの竹に

一通り参拝し、やはりこちらの三角石鳥居が気になり、エネルギーワークを行っていた所、ヒヨドリがやって来て、後ろの竹の真ん中にとまりました。ゆっくりエネルギーを受け取って、終了したと同時にヒヨドリが飛んで行きました。
お送りいただいたサインのようです。

<空からのサイン>

小鳥達の囀りが聞こえ、心地良い気分で満たされていると、「環水平アーク」という声が心の中に響いて来ました。
空を見上げて見ましたが、特にそれらしいものは出ていません。
(出てないけど~。ガイドさん)
そう返答した時、少し色の付いた「日がさ」のようになっていたので、ああこの事かな。天からの祝福のサインを教えてくれたんだ。とその時思いました。


日暈(ひがさ)の空

翌朝ニュースを見たら、静岡で「環水平アーク」が出ていたとの事。
上の写真を撮った時刻とちょうど同じ時間に出ていたので、ガイドさんがあの時教えてくれたのは本当だったようで(笑)

しかも後で調べたら、超レアな「幻日環」も出ていました。この指輪を表す(約束・契約など)示唆しているようでした。本日結婚された方は最高の祝福を頂いたようですね。

静岡ニュース↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00008490-weather-soci

<三井家の守護神>

ところで、前日伺って写真だけ撮った下左側の写真。
関係者以外立ち入り禁止との事で・・・。


顕名霊社(あきなれいしゃ)          包丁塚

帰宅後に三囲神社について調べたところ、その理由が分かりました。
三囲神社は伊勢商人・三井高利が呉服店「越後屋(後の三越)」を開業していて、三井家の守護神とされているそうです。

顕名霊社は第11代当主三井八郎右衛門高公氏の邸宅から移築され、三井家のご先祖が祀られているとの事でした。


日本橋三越の上にも神社があり、HPでは下記のような由来が↓「囲」が「(三)井」を囲んでいることから、「三井を守る」とも伝えられ、江戸時代から三井家に鬼門除けとして崇拝されてきました。

日本橋三越本店デパートの屋上↓
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/column_list_all/nihombashi_history/list08.html

沢山の石碑や狐も三井から寄贈されているそうです。犬みたいでかわいいですね。


「三井のコンコンさん」と呼ばれ親しまれている。



大国神・恵比寿神社

大国神・恵比寿神社は越後屋にて祀られていた社殿。


<ご祭神・摂社>

ご祭神:宇迦御魂之命

摂社:恵比寿、大黒天

<ご由緒>
弘法大師の勧請により当初は水田地帯の中に
鎮座していた為、田中稲荷と呼ばれていた。
南北朝時代(1352~1355年)、近江国三井寺
の僧侶(源慶)が荒廃していた社殿の再建の
際、壺が出土。中に老翁の神像が収められて
おり、どこからともなく現れた白狐がその神
像を三度回って去ったことから、社号を
「みめぐり」と称するようになった。

御朱印は300円。社務所の呼び出しボタンを押すと、窓から係りの方が対応して下さいます。


七福神巡り

こちらの神社では大黒天と恵比寿が祀られていて、七福神巡りができる案内版がありました。隅田川も近く、とてもパワフルで気持ちの良い神社でした。

http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/sumida/3137/

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